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2021/09/18

裁判官や検察官は増えなくなっている?

先日、弁護士の人口増加率はかなり鈍化していることを指摘しましたが、裁判官や検察官にいたっては、現時点で、既に増えなくなってしまっているように思われます。添付するPDFファイルは、弁護士白書から抜き出したデータから増加率を検討したものです。裁判官は、なぜか2016年に人口が大きく減少しています。その後は、あまり増えていません。検察官は、2019年からあまり増えていません。弁護士が増えているのに、裁判官や検察官の数が増えないのはけしからんと言われる方も多いとは思いますが、私は、官僚全体で縮小が言われている中、裁判官や検察官の数がこれまで増えてきたことは評価してもいいように私は思います。司法予算が増額されず、施設とか備品、特にPCなどの整備もあまり自由にできていないように思われる中でも、人は増やしているという姿勢は評価していいと思うのです。なお、なぜか、弁護士白書では、1991年より古いデータは掲載されていませんので、データは1991年からとなっています。

 

では、最近になって、なぜ裁判官や検察官が増えなくなってきているのか、その原因はよくわかりません。採用活動で、苦戦しているような話を聞いたことはありますが、修習生から漏れ伝わってくる話に過ぎないので、どこまで信用できるかはわかりません。

 

ただ、仮に上記の噂が本当だとした場合、合格者数が減ると、裁判官や検察官の確保が難しかった500人合格時代に戻ってしまう可能性はでてきているように思います。これをどう考えるかは難しいところです。

司法試験受験者数と裁判官検察官人口増加率の推移