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弁護士法人 白浜法律事務所

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2014/10/16

今の制度であれば私も弁護士にはなれなかったと思う

 10月14日の日弁連主催の「司法修習生への給費の実現と充実した司法修習に関する院内意見交換会」に参加してきました。
 衆議院第2議員会館の会議室に参加者が座りきれずに立ち見がでるほどの盛況でした。沢山の国会議員の方々が、次々に意見表明をされ、貸与制という名をまとった無給による研修の強要という現行司法修習制度の問題が次第に広まってきているように思いました。
 中でも身につまされたのは、家庭の事情で司法修習を断念して公務員の道を選んだという人の訴えでした。経済的に余裕がなければ、司法修習をすることはできないということがまさに実感できました。私は、事ある毎に司法修習を辞退する人が増えているという統計的なデータを公表してきましたが、この統計的データの中には、個々の人たちの人生選択があるということを重く受け止める必要があると思いました。この方の訴えに象徴されているように、今の司法修習制度では、経済的な理由で法曹になることを断念する人が層として存在するわけですが、これは極めて重要な問題だと思います。
 私も、アルバイトなどをしながら勉強して弁護士になった人間です。今の時代なら、法律家になることは最初から諦めていたと思います。そのような制度が放置されていいはずはないので、今後も、給費制復活の運動には微力を尽くそうと思います。