白浜の思いつき

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青島へ仕事にゆく

某会社の監査役として、青島に工場部門の監査にでかけることとなった。日曜日を使っての出発だった関係で、直行便ではなく仁川空港を経由してのフライトである。外国で1人で乗継をしたのは初めての経験だった。さすがに、仁川から青島への便には、日本人も少なく、日本語の説明もなかったので多少不安になった。
 青島は山東半島の東に位置している港町である。山東半島は、周が殷を滅ぼしたときに、功績のあった太公望が封じられた斉の国があったところである。色々と見物できるところもあるのかも知れないが、今回も、工場の視察や関係者との面談などのための2泊3日の強行軍だったため、ホテルからの風景と空港の行き帰りの車中からの眺めを見物しただけである。
 山東半島は、北京にも近く、青島のような良港もあるので、開発が進んでいて、高速道路も整備されている。道路からみる景色は、看板が漢字で書かれていることを除けば、アメリカの西海岸と変わらないような雰囲気になっていた。また、至る所に高層マンションが建築されていて、今も大きく発展しつつあるように感じた。
 監査役の仕事は、昔は名目上のものだったりした時代もあったのかも知れないが、今では毎月の取締役会への出席状況が株主総会で報告されたりするし、社会全体としてもコンプライアンスが重視されていることもあるので、日々重要性が増している。それでも、なかなか海外施設の監査までするのは難しいところがあるが、遠いところほど監査の必要は増すと考えて、なるべく意識して監査にでかけるように心がけている。これで海外往査は、4回目となった。
 私は、毎月の取締役会の出席なども含めて、企業経営の現場に触れることができるという意味では、社外監査役の仕事は弁護士にとっても重要な業務の一つであると感じている。なお、監査の内容はブログに書くべきことではないので省略するが、今回の往査も非常に有意義なものであり、監査役としても安心できるものであったということだけは、書きとどめておくこととする。